BTRJG-0001¥1,200+税
5曲収録 / 26min
CD
01. Dawn of Dreams
02. Night train
03. Dent de lion
04. Storm Blue
05. Lovers Talk
右上のボタンからもご購入できます。
2年という月日をかけて制作されたjahguidanceのファーストアルバム。レコーディングに際し、収録曲全ての完璧な姿を徹底して模索し、アレンジを再検討。クラシック、ジャズ、ポップスを軸に様々な音楽の要素を取り入れながら、それぞれの曲がテーマとするビジュアルを多様なアプローチで表現した。
レコーディングに際してバンドメンバーそれぞれが自分自身の演奏力の限界を超えるべくリハーサルを重ねて臨んだ。今回の制作では、演奏、作曲はもちろん、アレンジ、レコーディング、ミックス、ジャケットデザインまで全てバンドメンバーで行った。アルバムの隅から隅まで愛情とこだわりが詰まった作品になっている。スタジオレコーディングでありながらライブ演奏のような熱量をパッケージすることができた。是非jahguidanceの作品世界を体験してもらいたい。(jahguidance)
アルバムの1曲目「Dawn of Dreams」は本作のリードトラックであり、バンドの躍進への決意が表れた曲である。始まりを感じさせる朝焼けの情景をラテンのリズムで力強く描き出している。2曲目の「Night train」は銀河鉄道をイメージして作られた楽曲。列車の走行音と星の瞬きがピアノトリオのサウンドで見事に表現されている。3曲目「Dent de lion」はフランス語でライオンの歯の意。 たんぽぽの英名ダンデライオンdandelionの語源となっている。風に揺れるタンポポに苦難に抗う強さを重ね見て、緊張感あふれる演奏で表現した。5拍子のグルーヴの中で印象的に響くベースラインが聴き所である。4曲目「Storm Blue」は、今にも雨が降り出しそうな夕闇に沈みかけたの空の色を表している。曲の冒頭から聞こえるピアノのリフは嵐の予兆を感じさせる風の音である。めまぐるしく動く雲の景色のように曲も激しく展開していく。「Lovers Talk」はjahguidanceを代表するバラード。ライブでも最後の曲として演奏されることが多いことからファーストアルバムの締めくくりの曲に選んだ。恋人同士が会話するような優しいメロディー、豊かな曲想はメンバーの呼吸と完全にシンクロしてエンディングに向かい高まっていく。
「この楽器むずかしくないですか?」当時必死にもがいてベースを弾いている彼女の姿を思い出す。
コントラバスで初めてバンドを組んだと聞きつけたので何度か観に行ったなぁ。
彼等も緊張からか楽器に必死にしがみつき、かじりつく!そんな姿も印象的でした。
あれから数年。
満を持して1st アルバムが完成したということで拝聴させてもらいました。
しっかりいい意味で裏切られました。
あの日の印象的なメロディーはそのままにリアレンジ。
情景を大切にし、音を一音一魂紡いで別物の作品かと思うほど昇華。
奥行きのある小気味良いリズムコンビネーションもまたいい。
盟友3人、大きなキャンバスに思いっっっきり絵を描く。そんな感じがします。
アルバムを最後まで聞き終えた時にはすっかりjahguidanceの世界に浸っていることでしょう。
[Down of Dreams] アルバム完成おめでとうございます。
BJ 笹井 克彦(Bassist)
jahguidanceの1stアルバムを聴いた。僕の世代にとっては、懐かしい感覚だ。
ピアノトリオと聞くと、まずJAZZ?というイメージがあるが、このアルバムは紛うことなく「Cross Over」である。
40年の月日を経て、再構築されたサウンドを目指す、若手の才能を確かめて欲しい。
中島 睦(元 渋谷wastedtime 代表)
繊細で、スリリングで、美しい
最後の一音が終わるまでメンバーの愛とコダワリがつまったセルフレコーディングならではの“最初の”一枚
田村 雄一(MORiNO RECORDs)
いずれも懲り飽きさせない秀逸なアレンジと
スリリングな展開性を散りばめた作品であり、全曲を通して滑らかなタッチのピアノ、場面に応じた絶妙な音量バランスと音価の安定したベースプレイ、創意工夫されたリズムと疾走感あるドラミングなど、聞き所は満載のアルバムである。
それぞれ紐解いてみると、叙情的なイントロからラテンジャズにスイッチするアルバムタイトル曲は、楽曲が進むに連れて希望と高揚が高まり、この曲に対する強い思い入れが伝わる。
2曲目〈Night Train〉の仕掛けや表現力も面白く、随所にある北欧系ジャズを思わせるリフは好きなポイント!
個人的には初めて聴いた時に最も印象に残った〈Dent de lion〉、文句無しにクールなベースイントロ、ピアノメロディの音数も緊張感を煽るポイントであり、グルーヴィーでありながらメロディアスなベースラインの絡みが絶妙!
幾度も聴けるテイストの〈Storm Blue〉のピアノイントロ、それに続くAメロはピアノの浮遊感あるメロディ演出が心に響く。支えるベースは、メロディに対するリフとバランスがとても良く、楽曲全体のアレンジ、展開など秀逸な作品。
ピアノメロディがとても印象的なラストナンバー〈Lovers Talk〉、ミニマルなメロディを上手くフェイクさせ、メロディのオクターブ使いも気持ちを上げてくれる。ラストのリフレインはこのアルバム最高潮に高揚する場面である!
それぞれ魅了するオリジナル曲は是非ともライブでも聴いてみたくなる、とてもオリジナリティ溢れるバンドサウンドです!
鈴木 洋一郎(Trombone player)
疾走感のあるドラムに、ついついコピーしたくなるウッドベースライン。
バンド全体を落ち着かせる、クラシカルなピアノサウンド。
3台全ての楽器が主役であり、程よいバランスで音が溶け合っています。
まるでライブを聞いているようなアコースティック感を味わえるのが魅力。
ベースは、イタリア製のハイエンドElectric Upright Bassを使用しており、ウッドの音色を完全に再現しています。
高級なオーディオで聴いてみたくなる、大人のスムース・ジャズアルバムです。
生のライブパフォーマンスもアツいので、ぜひ一度聴きに行ってみてください!!
田中 聖人(楽器店スタッフ 兼 Bassist)